1年ぶりのブログ更新です。
大丈夫ですよ。ちゃんと元気に仕事してます笑
先日、お久しぶりにお会いした方から
「志水さんとこの会社のブログ、更新されてないからお電話しても良いか迷ったんですよ」
とご心配をいただきました。
ホームページのworkには、会社設立以降、携わってきたお仕事を掲載しているのですが、確かににこんな世の中だと、SNSの発信が生存確認にもなるのかもしれないと反省しまして、1年ぶりのブログ更新となりました。
さて、こんな世の中。
もう一年も続いてるんですよね。
ステイホーム、ソーシャルディスタンス、三密回避などなど、1年前に流行った言葉が、もはや当たり前になりすぎて廃れてしまっている今日この頃。
結局、この世の中が、非常事態ではなく日常になった証なのかもしれないとも思ってしまいます。
いやいや、そんなことでは困るのですが。
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昨日、企画段階からすると4年の歳月をかけて制作した本が完成したとのことで、見本誌をいただきました。
志水も微力ではありますが、独立後のお仕事として深く関わらせていただきました。
訳あって、workに載せられないどころか、詳細を書くことすらできないのですが、スリリングで貴重な経験をさせてもらいました。
とある組織に起きた何十年もの出来事を、その瞬間を伝える資料や写真、当時を知る人々へのていねいな取材を積み重ねて編纂したこの本(ちなみに、ていねいな取材したのは志水ではありません)。
よくある会社の周年史とは全く異なり、次々と起こるドラマチックな展開にワクワクしながら読み進められる、歴史小説のような仕上がりにもなっています。
何十年も続く組織なので、そのリーダーは幾人にもなるのですが、その根底にある組織の姿勢はブレることなく、確実に次の代に引き継がれていく。
そして、その姿勢が世の中の流れなどとぶつかるたびに、その時々のリーダーたちは何を頼りに判断し、責任を負うのか。人間性が試される様が淡々と描かれています。
もともと、販売する本ではないので多くの人の目に触れることを想定していないのですが、個人的には、いつかドラマ化してほしいと勝手に思っている一冊です。
・・・
今のこんな世の中でも、さまざまなリーダーが常に判断を求められ続けています。
判断するのは人間なので、正しいこともあれば間違っていることもあるし、しかもそれは判断した後にならないと正しかったのかどうかすらわからない。
だからといって、判断を先延ばしにするリーダーは、もはやリーダーではないので、早くリーダーを降りたほうが良い。
そうでないと、リーダーの下にいる人が不幸になるからね。
志水も一応リーダーなので、判断しなきゃならないことが多少あります。
でも、今日決めたのはこれだけ。
「ブログは、年に一回は更新すること!」
<写真> 2020年2月、国立競技場のセンタートンネルから覗くフィールド。